ドコモ、ソフトバンク、auと並んで5G(第5世代移動通信システム)の導入に名乗りを上げている楽天モバイル。
この記事では、現在公表されている情報をもとに楽天モバイルの5G対応(予定)状況をまとめています。
目次
楽天モバイルが掲げる5G対応とは
楽天モバイルは、5Gとは「社会変革を起こすコアテクノロジー」であると公言しています。
4Gと比較して5Gになると具体的に何が変わるのでしょうか。
人々のライフスタイル、ワークスタイルを変え、社会変革を起こすコアテクノロジー「5G」
5Gとは、「超高速大容量」「超低遅延」「多数同時接続」を実現する第5世代通信システムのこと。
ただ、5Gのすごさはそれだけではありません。
IoT、自動運転、ドローン、VR、AR、8Kなど、さまざまなテクノロジーが5Gの出現によって一気にサービス品質を高め、ネットワーク上でつながり、私たちのライフスタイル、ワークスタイルを大きく変えていく。
そんな未来が、5Gとともにすぐそこまでやってきているのです。
5Gの特長
超高速大容量(4G通信から100倍)
今までとは比べものにならない超高速に。2時間の映画なら3秒でダウンロード、ゲームやスポーツ視聴は、臨場感あふれる迫力の体験に。
超低遅延(4G通信から1/10)
データの送受信に遅延がなくなり、ロボット操作や無人の自動車運転において、タイムラグのない正確で安全なオペレーションが可能に。
多数同時接続(4G通信から10倍)
膨大な数の端末と同時接続が可能に。携帯電話・スマートフォンだけでなく、自宅(スマートホーム)、街(スマートシティ)など身の回りのあらゆるモノがインターネットに接続する。
【楽天モバイル】5Gの開始時期はいつから?
ドコモなどから回線を借りて格安スマホ事業を展開してきた楽天は、2019年1月から通信事業への参入を発表。
ドコモやソフトバンクと同じように総務省から電波の割り当てを受けることになります。
さらに2020年6月からは5Gの商用サービス提供を、2021年3月には全都道府県での5Gサービス提供を予定しているとのことです。
【楽天モバイル】5Gサービスの開始エリア
具体的な発表はまだされていません。
4G(LTE)の開始当初のサービスエリアは、東名阪の一部地域であったことを考えると、5Gも同様となる可能性が高いです。
【楽天モバイル】5Gの料金
具体的な月額料金は今のところ発表されていません。
一方で、5G開設計画の認定交付式では三木谷社長は以下のように公言しています。それほど驚くほど高い価格設定にはならない推測ができます。
これからのところだと思うが、基本的には5Gだから高くチャージするということはない。社会的ミッションとして、より安くより便利に使ってもらうことだと思うので、その中でサービスパッケージ、価格を考えている
【楽天モバイル】5Gに対応した機種・端末
具体的な発表は今のところされていません。
「Rakuten Optimism 2019」の5G体験コーナーでは、OPPOのスマートフォンが使われていたことから、OPPOの端末がスマホが発売される可能性もありそうです。
一方で、世界的には5G対応端末の開発が進められており、5Gに対応したスマートフォが発表されています。
詳しくは下の記事で紹介しています。
スマートフォンが、4G(LTE)に対応していても、5Gに対応していなければ、5Gを利用することができません。5Gを利用するには、5G対応スマホ端末に乗り換える必要があります。