Android 9 Pieで導入されたジェスチャーナビゲーションツールは、最近のアプリボタンの必要性を排除しました。
現在、デフォルトのジェスチャーナビゲーション設定は2つのボタンで構成。ホームの「ピル」アイコンと戻るボタンです。常時表示されているわけではなく、特定のアクションをしたときなど必要なときに表示されます。
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XDA Developersによると、Android Q 10ではこの「戻る」ボタンがなくなると示唆しています。
Android Q 10で新しくなる「戻る」操作とは
Android Q 10のホームボタンは、「戻る」ボタンとしても機能し、最近のアプリボタンも同じような操作で機能する可能性が高いとのこと。
ユーザーは、戻るアクションを入力したいときにボタンを左にスライドさせることができます。
ボタンがわずかに左にスライドしてからスナップバックすると、入力が正しく登録されたという一種の触覚フィードバックがユーザーに与えられます。
Android Q 10で「最近のアプリ」を開く操作方法
ホーム画面にあるピルアイコンをすばやく右にスワイプすると、現在開いているアプリから、リストにある最新のアプリに切り替わります。
もう1回右にスワイプすると、その前のアプリに移動します。ホーム画面で(つまり、最前面にアプリがない状態で)このジェスチャーを実行すると、最近の新しいアプリ画面が表示され、すべてのアプリをスクロールできます。
これにより、Android 9 Pieで新しくなったナビゲーションシステムは、Android Qで終わることになるかもしれません。これが実装されてば、iPhoneのような「戻る」ボタンがないUIに、ユーザーが慣れていく必要性があります。
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参考記事 Android Q gestures might rely only on pill icon, no back button