正式版のAndroid 10は、Google PixelシリーズのスマートフォンとEssential Phoneで利用できるようになり、ジェスチャーナビゲーションの改良やシステム全体のダークモードなど、新しい機能が追加されました。
ダークテーマは、GmailやGoogle Playストアなど多くのアプリケーションと連動しているため、視覚的な影響力は大きいといえます。
通常、オンまたはオフしか選べないダークモードですが、サードパーティのアプリを使用すると、Android 10のダークモードをスケジューリングすることができます。
これにより、「あらかじめ指定した時間になったらダークモードをオンにする」という操作ができるように。
この記事では、ダークモードを指定した時間にオン・オフ(スケジュール設定)する方法を紹介していきます。
目次
サードパーティのアプリを使用してスケジュール設定する
このアプリは、安定したAndroid 10リリースを実行しているPixel 2 XLで動作することを確認済み。
ただし、インストールしたあとに、単一のADBコマンドを実行して、システム全体のダークモードを制御する設定を変更する許可を与える作業が必要になります。
ADB、またはAndroid Debug Bridgeは、スマートフォンのさまざまなオプションを制御するために使用できる開発者ツールです。
アプリに適切な許可を与えると、アプリは選択したスケジュールに基づいてダークモードの変更を処理します。
ダークモードをスケジュール設定する手順・方法
準備するもの
- Android 10(安定、ベータ、またはカスタムROM):現在すべてのPixelスマートフォンおよびEssential Phoneで利用可能ですが、Huawei P30 Pro、Xiaomi Mi 9、Redmi K20 Pro(「安定ベータ」)のベータでも利用可能 )、および他のカスタムROMユーザーもこのアプリを利用できます。
- ADBをインストールしたパソコン。 Windows、macOS、またはLinux PC可。
インストール手順
Automatic Dark Theme for Android 10
Charles Annic無料posted withアプリーチ
- Google Playストアで「Automatic Dark Theme for Android 10」アプリをインストールします。
- スマートフォンをPCに接続し、ADBバイナリをダウンロードしたディレクトリと同じディレクトリでコマンドプロンプトまたはターミナルウィンドウを開きます。
- スマートフォンでアプリを開きます。
Windows コマンドプロンプト
adb shell pm grant com.cannic.apps.automaticdarktheme android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
Windows 10 PowerShell
.\adb shell pm grant com.cannic.apps.automaticdarktheme android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
macOS/Linux Terminal
./adb shell pm grant com.cannic.apps.automaticdarktheme android.permission.WRITE_SECURE_SETTINGS
設定は以上で完了です。
アプリの開発者は、日の出と日の入りのスケジュールに基づいたスケジュールを追加するとのことです。
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