2017年11月27日にAndroid(アンドロイド)最新OS、Android 8.1のベータ版がリリースされました!

対応機種を持っている方は、アンドロイドベータプログラムから、先行してダウンロード、アップデートすることができます。ちなみにこの更新で、端末内のデータ(画像や連絡先、アプリなど)は消えません。
Get your apps ready – the final preview of #Android 8.1 is now available!
Blog post and documentation here ↓ https://t.co/96ZiLrmLF9
— Android Developers (@AndroidDev) November 27, 2017
目次
Android デベロッパー公式ブログより
今日からは、Android 8.1の開発者プレビューへのアップデートを公開しています。これは12月の公式発表前に最後になりました。 Android 8.1は、Android Go(1GB以下のメモリを搭載したデバイスの場合)とOn-deviceマシンインテリジェンスを加速するNeural Networks APIの最適化を含むOreoプラットフォームの強化された機能を追加します。また、ユーザーと開発者のフィードバックに応じて、Oreoにいくつかの機能強化を追加しました。
Androidベータ版プログラムに登録されている端末をお持ちの場合は、数日後にアップデートが届きます。まだ登録していない場合は、Androidベータサイトにアクセスして登録して更新情報を入手してください。
12月の公式リリースでは、Pixel 2とPixel 2 XL、Pixel、Pixel XL、Pixel C、Nexus 5X、Nexus 6Pなど、サポートされているすべてのPixelとNexusデバイスにAndroid 8.1を搭載する予定です。すぐにアナウンスを見てください。
私は公開直後にベータプログラムへの登録をおこないましたが、翌日の朝(28日の朝)には、ダウンロード、インストールができる状態になっていました。
Android 8.1のアップデートされた内容
このプレビューアップデートには、公式API(APIレベル27)、最新の最適化とバグ修正、2017年11月のセキュリティパッチのアップデートなど、PixelおよびNexusデバイス向けのほぼ最終的なAndroid 8.1システムイメージが含まれています。互換性テストやNeural Networks APIなどの新しいAndroid 8.1機能を使用して開発するために、画像を使用することができます。
ニューラルネットワークAPIは、TensorFlow Lite – Googleのモバイル向けクロスプラットフォームMLライブラリやCaffe2などのデバイス上の機械学習フレームワークの高速計算と推論を提供します。開発者はTensorFlow Liteを利用できるようになりましたので、ダウンロードとドキュメントのTensorFlow Liteオープンソースレポをご覧ください。 TensorFlow LiteはNeural Networks APIと連携して、MobileNets、Inception v3、Smart Replyなどのモデルをモバイルデバイス上で効率的に実行します。
また、Pixel 2ユーザーのために、これらのデバイス上のAndroid 8.1アップデートにより、Pixel Visual Core(画像処理およびML用のGoogle初のカスタム設計されたコプロセッサー)が新たな開発者オプションにより提供されます。有効にすると、Android Camera APIを使用するアプリはPixel Visual Coreを通じてHDR +ショットをキャプチャできます。詳細は、リリースノートを参照してください。
細かく言及されていないものの、バグ修正がどのあたりまでおこなわれたのか気になりますね。前身のAndroid 8.0では不具合が多かったので。。
Pixel 2で使える『HDR+ショットのキャプチャ』は面白そうな機能ですね!
12月の正式リリースに向けて
12月のコンシューマー向けの打ち上げで、今現在のアプリをテストすることが重要です。これにより、ユーザーがデバイスに着くときに、Android 8.1にシームレスに移行できます。
Androidベータ版のデバイスを登録して最新のアップデートを入手してから、Google Playからアプリをインストールしてテストしてください。 PixelまたはNexusデバイスをお持ちでない場合は、Android 8.1エミュレータをテスト用に設定することができます。問題が見つかった場合は、アプリのプラットフォームターゲティングを変更せずに、問題を修正して直ちにGoogle Playでアプリを更新してください。
準備ができたら、Android 8.1の新機能とAPIを活用してください。詳細については、デベロッパーのプレビューサイト、API 27の差分レポート、および更新されたAPIリファレンスを参照してください。
不具合が生じる可能性について言及されていますが、正式リリース間近なので、バグがほとんどないと信じたい…!
Android 8.1のインストール方法
ベータプログラムに登録して更新する方法がおすすめです。対応機種をもっている方はぜひお試しください。

さいごに
不具合の多かったAndroid Oreo 8.0でしたが、今回の8.1へのアップデートにより、不具合が解消されていると良いのですが。。特に『バッテリー残量が減ったときに強制的に電源が落ちてしまう現象』。これに悩まされました。
ついさきほど、手持ちのNexus 6PにAndroid 8.1をインストールをしてみました。使用感など追ってレビューしていきたいと思います。
今のところ気が付いた変更点
- ぬるぬる動くようになった。動作が軽くなった印象。
- Notificationの背景が透過。
- 画面下のホームボタン、戻るボタン、マルチタスクボタンのデザインが変わった。
- 待ち受け画面のデザインが変わった。緑のフィルターがかかったような色。
それにしてもまだ現役で動いてくれるNexus 6P、気に入っています。
