2017年11月27日にGoogleがAndroid(アンドロイド)のOS、Android 8.1 Oreo(オレオ) が公開されました。
早速、手持ちのNexus 6Pにインストールしてバッテリー持ちを検証してみましたので、レビューしていきます。
目次
Android 8.1の前のAndroid 8.0ではどうだったのか
Android 8.1のレビューの前に。。
Android 8.0 のときにも実は同じようにバッテリー持ちを検証しました。しかし、結果は不具合とも思われる残念な結果。。
結果は、『電池(バッテリー)が残量20%近くなると電源が落ちる』というものでした。詳しくはこちらの記事(【レビュー】Android OS 8.0 (Oreo)のバッテリー持ちを検証してみた)からどうぞ。
今回のAndroid 8.1へのアップデートで改善されたことを祈りますが。。
Android 8.1のバッテリー持ちを調べてみた
結論から先に言ってしまうと、バッテリー持ちはAndroid 8.0とほぼ同じ結果。
フル充電から0%まで、Android 8.0のときは約4時間で消費。
今回のAndroid 8.1でも、8.0のときと同じ”4時間”という結果となりました。
グラフの減り方を見てみるとわかるのですが、残り10%前後のところでストンと数字が落ちていることがわかりますね。そうまるで、ナイアガラの滝のように。。。
Android 8.0で検証した時に、不具合?と思っていた、『バッテリー残量が残っていても電源が落ちてしまう仕様』がまだ残っていたのです。
Android 8.1のバッテリーの不具合
上でもふれましたが、『フル充電から0%まで使用する』というシンプルなテストを何回かおこないました。(例外的に、『途中で給電する』というケースも含めました。)
ケース① 電池残量20%のところで電源が落ちる
グラフを見ていただくとわかると思いますが、電池残量が20%前後のところでグラフがストンと落ちていることがわかります。ビクトリアフォールズのように。。(二回目)
この時も20%前後のところで強制的に端末がシャットダウンしました。
電源が落ちたあと起動しなおすと、20%前後のところから再度使用することができました。
内部的には完全にバッテリー残量がなくなったわけではなさそうです。
ケース② 電池残量40%あたりで電源が落ちる
ケース①のように数回20%前後で電源が落ちることを確認してから(泣)、途中で充電を挟んだ場合、どのような挙動になるか検証してみました。
『どうせ20%前後のところでシャットダウンしてしまうんだろう・・・』と思っていたら、40%前後のところで強制的にシャットダウンしました。やや不意をつかれましたね。
とはいえ、電池残量が残っていても、途中で電源が落ちてしまうことに変わりありませんでした。
電源が急にシャットダウンしてしまう原因は?
私の端末では、Android 7.0時代に、電源が急に落ちてしまうといった現象は見たことがなく、Android 8.0にアップデート後からこの症状が見受けられるようになりました。
これによって、Android 8.0にアップデートしたことによることが原因と推測していましたが、バッテリーの劣化、消耗による影響である可能性もあるのではないかとのコメント(コメント欄)をいただきました。
私はNexus 6Pを使用していますが、使用して約2年が経っているので、十分にバッテリーの劣化の可能性はあると感じています。
同じような状況に陥っている方で、バッテリー交換をして改善がみられるようでしたら、バッテリーの消耗が原因ということで、ほぼ間違いないかと思います。新しい情報がございましたら、こちらの記事でご紹介させていただきます。
[aside type=”normal”](2017年12月14日追記)複数の方から本記事のコメント欄にコメントをいただきました。貴重な情報をご提供いただきありがとうございました。[/aside]
バッテリーモニターアプリで数値を計測
バッテリーの健康状態を計測するAccuBatteryというアプリで、バッテリーを測定しました。
この測定により、端末本来の電池容量と現在実質的に使用できる電池容量を把握することができるそうです。
電池残量が100%を示している状態で測ってみたところ、2038 mAhで59%程度という結果。
私の使い方がよろしくないのか、電池の寿命がきはじめているのか、あまり良い数値には見えません。今回の事象と関係があるかどうかは掴めていませんが、参考までに掲載してみました。
さいごに
本記事では、Android 8.0に引き続き、Android 8.1のバッテリー持ちとその不具合を検証してみました。
結果としては、改善されずAndroid 8.1でも電池残量が残っていても途中で自動的にシャットダウンしてしまう現象は残っていることがわかりました。
ちなみに私が検証をおこなった端末はNexus 6Pです。
これは、私のNexus 6Pだけで起こることなのか、それとも他の対応機種でも起きていることなのか。。もし情報がございましたら教えていただけると嬉しいです。
Android P(9.0)ではバッテリー持ちが改善された!
手持ちのPixel 2 XLを最新OSであるAndroid P(9.0)のベータ版にアップデートし、バッテリー持ちの検証をおこないました。
Pixel 2 XLでは、Android 8.1→9.0でバッテリー持ちの改善を確認することができました。詳しくは以下の記事で紹介しています。
この記事でレビューをおこなったNexus 6Pではなく、Pixel 2 XLで検証しています。
同じことが起きてます。8.1でもだめでした。
nexus 5X(8.0)でも起こっています。今夜8.1にupdateしてみます。
hoboさん、コメントいただきありがとうございます。
8.1にアップデートされるのですね。
差し支えありませんでしたら、8.1にアップデートした後の挙動も教えていただけますと幸いです。
7.1からですかね、既にこの不具合がありました。
去年の12月あたりの OS(7.0か7.1かあまり覚えていませんが)を更新したら3-40%も残っているのにも関わらず勝手にシャットダウンしました。
約半年経ちまして我慢の限界に来て、ネットで調べてみたらほとんどこの不具合が出たという報告をした方々が7.0/7.1にアップデートしてからだと。海外の投稿が多くてそれらの情報を集めてしつこくGoogleカスタマセンターに問い合せたら無料で交換させてもらいまして。当初はGoogleストアで購入しました。
(ネットで調べたら国内外に同じ報告沢山あったのにGoogleの対応が最低最悪とかかなりキツく文句を言いました)
OSの不具合もあるだろうけど、ハードウェアのほうが大きいかと考えています。
そして今8.1(Beta)にアップデートしてしばらく経ったらバッテリーの減りがまた速くなったっと実感できました。
交換して約半年なのにやっぱりNEXUS 6Pは不良品だと考えてもいいくらい品質がよくありません。カメラの性能にすごく満足していますが残念です。
PIXEL 2 シリーズは日本でまだ発売されなさそうですしかなり悩んでいます。
なういさん、コメントいただきありがとうございます。
7.0時代にも、そのような症状があったのですね。
おしゃるとおりハードウェアの劣化の影響もありそうです。
私もカメラの性能は気に入っています。もうすぐ使用して2年近く経つので、私もPixel 2の乗り換えを検討しております。
わたしもこの現象が発生していました。先日、バッテリー交換を行ったところ、バージョンによらず(8.1 でも)全く発生しなくなったので、バッテリーの劣化による現象なのかもしれませんね。。参考までに 🙂
鉄くずさん、コメントいただきありがとうございます。
ハードウェアの劣化による影響が大きそうですね。記事に追記するようにいたします。
使用してもうすぐ2年が経つのと、かなり負荷をかけるように使用しているので、OS以前にバッテリーが消耗しはじめてしまっているのかもしれません。
NEXUS6P(8.0)にてバッテリー残量30%前後でのシャットダウンが頻繁に出始めたのでバッテリー交換(自力)を行いました。
交換後、バッテリー残量ランダム(50%のときもあれば、70%のときもあり)、また特定のアプリ(デフォルトのカメラなど)使用中に突然電源が切れる(シャットダウン中のアナウンスもなく、突然)状態になりました。この落ち方をしたときは、充電の線を指し、電通させないと電源ボタンを長押しても電源がはいりません。
価格ドットコムのNEXUS6Pの口コミでもスレが立っています。
これがOS側の問題なのか、バッテリー交換をしたから起きた現象なのか分かりませんが・・・。
本日朝8.1にアップデートしましたので、その現象がどうなったか、分かれば追記したいと思います。
※バッテリー残量30%前後でのシャットダウンは単純にバッテリーの劣化ではないのでしょうか?発売されてから2年ほど経っていますし、リチウムイオン電池の寿命500回の充電(目安)も到達している端末が多い気もします。
からしさん、コメントいただきありがとうございます。
自力でバッテリー交換をされたのですね!8.1のアップデート後の様子も差し支えなければ、教えていただけると嬉しいです。
他の方からもコメントをいただきましたが、私も使用して2年近く使用しましたので、バッテリーの劣化は十分に考えられそうです。
このあたりのことは記事に追記するようにいたします。
ありがとうございました。
・バッテリーの寿命関連の話になりますが、「AccuBattery」というアプリを入れる事で、満充電時の容量が測れました。
そのアプリで見たところ、表示は100%でも実際は50%(MAX3450mAhが1700mAhしか充電されていない)という状態になっていました。(NEXUS6P 約1年10ヶ月の使用です.充電しながらゲームアプリ等無茶な使用をしていたので、劣化が早かったようです)
この事から、表示残量が30%であっても、本当の残量は1%~3%くらいしか残量が無い状態になっており、急にシャットダウになってしまうと言う所ではないでしょうか。
・急に電源が落ちてしまい、通電しないと電源が入らない状態に関しましては、価格ドットコムの口コミスレでも、バッテリー交換後に発症している感じです。(私以外は業者に依頼してのバッテリー交換のようです。ですので、バッテリーを交換すると発症する「可能性」があります)
これに関しては、私が情報を探している状態ですので、何かあれば教えてほしいです。
・8.1にアップデートしての現状としましては、急に電源が落ちるは残量42%の時点では起きていませんが、8.0に比べると電池の消費量が増えている気がします。
バッテリー消費グラフが見れるアプリで確認したところ、前日比べ約30%消費が増えています。(前日17時時点残量約70%)
まったく同じ使用方法ではありませんが、30%も消費量が増える使い方はしていませんので、8.0に比べ8.1は電池の消費量は増えていると判断しても良いかもしれません。
長文失礼しました。
6P、Android8.0で同じ症状が発生していました。AccuBatteryというアプリでバッテリーの劣化状況を確認したら、1,700mahほどしかなく、設計容量のほぼ半分まで落ちてました。その後バッテリー交換をしてもらってからは症状は起きなくなりました。推測ですが、設計容量からあまりにかけ離れた容量しかない状態になると、残量計算が狂ってしまうのでは、と思ってます。ご参考まで。(ちなみにバッテリー交換後はほぼ設計通りの3450mahになりました。Android8.1はまだ試してません。)
私のNexus 6Pでも同様の事象が発生していましています。メーカー修理に出したのですが、結果異常なしで一応基盤交換で帰ってきました。修理後も直ってません。ソフトウェア側の問題なんですかね…?
バッテリー交換でなおりました。
バッテリーはAmazonで2,000円くらいでした。
交換には相当のリスクがともないます。
自信のない方は業者に依頼したほうがいいです。
僕もNexus6P(約1年使用)ユーザーなのですが、充電が15%になると落ちるトラブル、バッテリーの以上消費が続いています。
尚、このトラブルは現段階の最新版OS(8.1.0)でも続いております。
私もNexus6P を2年以上使用していて同じ現象が起きたので、バッテリーの寿命だと思い交換をしましたが、現象は続いています。
私も同じ現象+アラームの不具合があります
アラームをかけてない時間になったりしてます
端末はone x1です